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不動産鑑定士とは?


限りある国土だからこそ価値が問われる時代です。土地問題の焦点は 「適正な地価」と「適正な土地利用」をいかに図るかというところにあります。

不動産鑑定士は、地域の環境や諸条件を考慮して「不動産の有効利用」を判定し、 「適正な地価」を判断します。つまり、不動産鑑定士は、不動産の価格についてだけでなく、不動産の適正な利用についての専門家でもあります。

不動産鑑定士が活躍する場は広く、新聞やTVで報道される地価公示・都道府県地価調査、相続税・固定資産税標準地の評価等のほか、裁判上の評価、会社の合併時の資産評価ならびに現物出資の評価、また最近では不動産の証券化のための資産評価等、公共団体や民間の求めに応じて業務を行っています。

不動産鑑定士になるためには、「不動産の鑑定評価に関する法律」に基づき実施される国家試験に合格し、国土交通省への登録が必要です。


コンサルティング業務


不動産のエキスパートとして広く個人や企業を対象に、不動産の有効活用、開発計画の策定をはじめとする総合的なアドバイスを行っています。


不動産鑑定五訓


1. 良心に従い、誠実に鑑定評価業務を遂行しなければならない
1. 専門職業家としての誇りと責任感を昴揚し、安易な妥協をしてはならない
1. 自己の信念に基づいて行動し、公正中立の態度を堅持しなければならない
1. 職務上知り得た秘密事項については、正当な理由なく他に漏らしてはならない
1. 常に能力・資質の向上をはかり、自己研鑽に努めなければならない