平成25年福井県地価公示の結果概要を掲載しました。 （2013/03/26）
平成25年福井県地価公示の結果概要
１．概要
福井県の平成２５年地価公示の調査ポイントは全１２９地点です。
今回の結果では、平成２４年に比べ若干地価下落幅は縮小していますが、全国平均（住宅地▲1.6％、商業地▲2.1％）に比べると福井県の地価下落率は依然として状況は変わっていません。（住宅地▲3.9％、商業地▲4.2％）
なお、平成２５年地価公示では２地点（福井市北四ツ居２丁目、福井市木田１丁目）において地価が横ばいとなりました。
２．平均変動率
県内の平均変動率は、住宅地▲3.9％、商業地▲4.2％、工業地▲3.2％と、平成２４年に比べて全般的に地価下落幅は縮小しています。
福井市北四ツ居２丁目（福井−２４）、木田１丁目（福井−２９）において地価横ばい傾向が見られます。
周辺街路の整備が進み、また商業集積の影響を受けている高木北（福井−２）では地価はほぼ安定的に推移しています。
福井市中心部付近の住宅地（宝永・松本付近）においては概ね▲3〜4％程度の地価下落を示しています。
福井市南西部付近の住宅地（淵：福井−１３）においては概ね▲2％程度と、地価下落幅は小幅に推移しています。
ＪＲ福井駅駅前の商業地では概ね前年並みで推移しています。（概ね▲3〜4％程度）
嶺南では敦賀市の住宅地の下落率が小幅に推移しています。（平均変動率▲2.2％）
全国の地価動向について
平成25年1月1日時点の地価公示（全国26,000地点）によると、平成24年1月以降の1年間の地価は、全国的に依然として下落を示したが、下落率は縮小し、上昇・横ばいの地点も大幅に増加し、一部地域において回復傾向が見られる。
半年毎の地価動向を都道府県地価調査（7月1日の地価を調査）との共通の調査地点でみると、前半に比べ後半は下落率が縮小している。（参考：国土交通省 土地総合情報ライブラリー http://tochi.mlit.go.jp/）
〜都道府県地価公示とは？〜
地価公示は、土地鑑定委員会が毎年１回（１月１日時点）標準地の正常な価格を公示し、一般の土地の取引価格に対して指標を与えるとともに、公共事業用地の取得価格算定の規準とされ、また、国土利用計画法に基づく土地取引の規制における土地価格算定の規準とされる等により、適正な地価の形成に寄与することを目的としているものです。
これは、都道府県が行う地価調査（毎年7月1日時点）とあわせて地価のネットワークを形成し、一般の土地取引価格の指標ともなっており、適正な地価の形成に寄与しているものです。
公示地（平成25年は全国26,000地点）について不動産鑑定士等の鑑定評価を求め、これを審査、調整し、一定の基準日（1月1日）における正常価格を公表するものです。
<注意>
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地価公示概要は、地価公示結果を基に当社不動産鑑定士がまとめたものであり、この文章の無断転用・転載を禁止します。 |
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当データは、官報及び公報等を基に編集したものでありますが、地価公示に関する詳細等を資料作成など公に使用される場合には、国土交通省・福井県・各市町村等の所管窓口へご確認ください。、誤植等により生じた損害等につきましては、当方では責任を負いません。 |
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