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令和6年福井県地価調査の結果概要を掲載しました。 (2024/09/18)

令和6年福井県地価調査の結果概要
1.概要
  福井県の基準地は全214地点(住宅地127地点、商業地80地点、工業地2地点、林地5地点)である。
  県内の平均変動率は、住宅地-0.7%、商業地-0.4%と、令和5年(住宅地-0.9%、商業地-0.8%)と比べて住宅地・商業地のいずれも下落幅は縮小した。
  前年から調査を継続している地点のうち、42地点(住宅地27地点、商業地15地点)の地価が上昇し、上昇地点の数も前年より増加した。

2.特徴
  新幹線開業と再開発の進展により福井駅周辺で大きく地価が上昇し、福井市北東部の商業地でも大型商業施設の新規出店への期待感により地価が上昇したことから、福井市の商業地は3年連続上昇し、上昇率も拡大した。
  新幹線開業効果により福井市中心部周辺の地価が上昇し、新九頭竜橋の開通により福井市北部の地価も上昇したことから、福井市の住宅地は2年連続上昇した。
  敦賀市においても、新幹線開業効果により商業地は2年連続上昇し、敦賀駅周辺の再開発の完成により生活利便性が向上したことから、住宅地も平成9年以来27年ぶりに上昇に転じた。
  県内全用途の平均変動率は、平成8年から29年連続下落
  県内住宅地の平均変動率は、平成10年から27年連続下落
  県内商業地の平均変動率は、平成5年から32年連続下落

〜都道府県地価調査とは?〜
「都道府県地価調査」とは、国土利用計画法による土地取引の規制を適正かつ円滑に実施するため、国土利用計画法施行令第9条に基づき、都道府県知事が毎年1回、各都道府県の基準地について不動産鑑定士等の鑑定評価を求め、これを審査調整し、一定の基準日(7月1日)における正常価格を公表するものです。

<注意>
福井県地価調査結果概要は、地価調査結果を基に当社不動産鑑定士がまとめたものであり、この文章の無断転用・転載を禁止します。
当データは、官報及び公報等を基に編集したものでありますが、地価調査に関する詳細等を資料作成など公に使用される場合には、国土交通省・福井県・各市町村等の所管窓口へご確認ください。誤植等により生じた損害等につきましては、当方では責任を負いません。